先日、かつての教え子から連絡がありました。
「鹿児島大学無事受かりました!!」
とのこと。
時々テスト勉強で自習に来てくれてたので、そう感じることもなかったのですが、高校合格からすでに3年が過ぎていました。
こちらのサポートを離れた後にも、その子にはその子の日常があり、課題があり、試練があり、努力があった。
ふと、学習塾としてのサービスの在り方を改めて考えてしまいます。
昔は、いかに全ての内容を網羅し、入試の時に初めて見る内容が無いようにすることを第一に考えていました。
昨今は、問われる問題の傾向が「融通無碍」とでも言いましょうか。
英語で、資料の分析をさせられたり、
理科で、文字式での回答をさせられたり、
社会で、初見の資料に基づいて記述をさせたり、
数学で、何の学習内容に基づくか分からない問題を問われたり。
もちろん、基礎となる内容はがっちり固めた上で、
「問題解決能力」を鍛える必要があると感じています。
きちんと導かないと、全然入試レベルの問題に対応できないような。
ただ、「おんぶにだっこ」みたいなのも違うような。
ですので、当塾では大量の宿題でがんじがらめにすることはありません。
(中3の夏休みは大変だと思いますけど。)
自分でいくらでも伸びていけるように。
生徒の、できるようになりたい気持ちを信じて。
そう心掛けて指導を行ってきましたが、教え子のみなさん、どうでしょうか?