本日、春期講習会の最終日でした。
(新学期用に教材の手直しをしていたら日付が変わっていましたので、本当は昨日。)
最後は統一模試でフィニッシュです。
春や冬の講習会は指導できる回数が少ないので、目に見えた成果につなげにくいものの、塾生のみなさんは確実にベストを尽くしてくれました。
在塾中の生徒のことを詳細に語るわけにいきませんが、
まさに「覚醒」という言葉が相応しいような、
この1か月余りで生まれ変わったような変化をしてくれた子がいます。
統一模試がプレッシャーで、あまり寝れなかった、とまで言っていて、
今後のことを考えて次のような話をしました。
ある本にこんなことが書いてあった。
「『自然界の成長曲線』というのは、右肩上がりではない。
それは例えば鳥が飛び立つような軌跡で、
飛び立った直後は下降して、その後上昇していくものだ」と。
本気で何かチャレンジを始めると、思った通り上手くいかない現実に直面して、
すぐに精神的に落ち込むことになる。
でも、本当の成長の過程はえてしてそんなもの。
それでもやり続けていると、やっと少しずつ上昇していく。
ただ、今出てくる結果は、かつて本気で取り組まなかった過去を反映してのものだから、それはそれで受け止める必要がある。
成果を焦らなくても、真剣に努力しているんだから、
現実に向き合って、めげずに今の取り組みを続ければ結果はついてくるよ。
自他ともに認めることなんですが、
かつては本当にアドバイスを聞き入れてくれなかった子でして、、、
でも、今後が楽しみだなあ。
それまでの自分を変えて課題に向き合える、というのは、年齢問わず尊敬の対象です。
ということで、負けないように、教材の改善、頑張ります。