前回の続き。
理科に引き続き、社会のまとめもひとしきり終わりました。
とはいっても、
「その単元で必須の用語、知識、記述のすべてがまとめられている」
という目標からは遠いものだと感じていたため、ずっとパソコン内のデータとして眠らせていました。
で、あるとき、社会の指導講師が作ったという歴史のまとめを見る機会がありました。
その教材を音読させて活用している場面も見ましたが、
個人的な意見としては、
確認できる用語、知識が少ない。
記述についての記載がない。
内容が薄く、歴史の流れが理解できない。
すると、またよくわからないモチベーションが湧いてきて、
「よーし、自分のきちんと満足できるものを形にして、生徒の学習に役に立つようにしてやろう!」
と、Ver,1の修正を開始しました。
折しも、塾生の保護者の方から、
「学校の面談で、勉強用に〇〇という教材を教えられた。手に入らないか」
と相談がありました。
知り合いの本屋さんに確認してみると、学校のワークに採用される教材で、塾としては手に入れることのできないものでした。
ただ、その方から偶然譲っていただくことができました。
学校ワークは、教科書の基本事項を確認できるものとしてまさに最適。
Ver.1を土台に、その教材をもとに修正を開始しました。
やっぱり全然違うもので、ほぼ図以外の全てを作り直すことになりました。
歴史は、ただの情報の羅列ではなく、きちんと因果関係や流れが分かるように。
地理は、地形、気候、産業、特色がきちんとリンクして把握しやすいように。
公民は、小難しい個々の用語を、きちんと納得いく理解ができるように。
ゴールデンウィークの大半の時間もつぎ込んで、できあがったVer.2がこちら。
本当はVer.3ですけど。
というのは、教科書改訂があって、また全部修正したから。
内容が増えたり、逆に減ってたり、順番が変わったり、
けっこういろいろあるんです。
件の学校ワーク用の教材を、新しい教科書版で手に入れることができたんですが、
残念ながら、内容が薄くなってて、まさに改悪。
ということで、教科書をずっと追いながら、すべての修正を行っていきました。
年号や県庁所在地等のごろ合わせ、これまで仕入れた知識、現在の指導経験の全てを詰め込みましたし、出題される場所は赤シートで隠れるようにもしました。
これならばっちり!
通常授業、定期テスト対策、受験指導にフル稼働させています。
、、、また教科書が変わるらしいことはちょっと忘れておきます、、、